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パン屋運営

【ゆるくはたらく-プロローグ編-】プチ起業という働き方

はじめまして!ぱんのおみみです。

プチ起業歴12年

現在は通販をメインに活動するパン屋をしております。

パン屋の傍ら、10年の経験を活かすべくYouTubeやこのブログも更新しています。

わたしは一般的に言われる”パン屋さん”とは少し違う働き方をしています。

家庭優先の働き方。

なぜこの働き方を選んだのか。

今回はブログを始めるにあたり、自己紹介の意味合いも兼ねたプロローグ的なお話。

ぜひ最後までお付き合いください。

YouTubeはこちらから

どんな働き方をしたいですか?

結婚し、母となり、家事育児に追われる日々。

なんだか社会から取り残された気がして、ベビーマッサージの講座に出向いてみました。

おみみ

わたしにも何か出来るかもしれない…

そんな期待を胸に、ベビーマッサージ講師の資格をとり、教室運営を始めました。

しかし想像とは全然違う現実

どうやらそもそも性格的に講師業にあまり向いていなかった様子w

どちらかと言えば何かを発信したり、分析したり、モノづくりをする方が好きだったのです。(ついでに言えば人とのコミュニケーションも得意ではありません。)

一匹狼?HSP?1人運営って孤独?普段、全ての業務を1人で運営しています。「大変でしょ?」と言われますが、個人的には1人でマイペースの方が今のところ合っているようです。どうやらその背景にはいわゆる”繊細さん”要素が見え隠れ。今回はよく言えば一匹狼、今どきの言葉で言えば繊細さんであるわたしの経験を元に1人運営について考えてみました。ぜひご参考ください。...

一度離れ、違う分野でリスタート。

そしてひょんなことからパン屋という分野に畑を変えました。

またまたひょんな出会いからイベント主催をしてみたり、パンの納品なんかもしてみました。

無我夢中で活動を続けていたけれど、なぜだか妙な欠乏感。

「家族」という存在の大きさに気づいたのは活動を始めて7年が経過した頃です。

以降は活動の場を通販に移し、働く時間収入家庭とのバランスをとる。

そこにYouTubeやブログという新しい分野を始め、あーでもないこーでもないと右往左往し、ちょっと落ち着いてきた。

これが今のわたしです。

人生には何度か分岐点がある

人生には何度か分岐点があります。

わたしの人生の分岐点は5回。(多いなw)

  • 優等生だった小学生時代からの滑落
  • 高校時代に母が家出しちゃう&実家の超絶バラバラ感
  • 看護学生時代の挫折と夫との出会い
  • 子育て1年目の疎外感
  • 主婦ときどきパン屋という働き方を見つけたとき

それぞれフェーズが違うので一概にレベルで表現することは出来ませんが、一番精神的に辛かったのは“母の家出“でしょうか笑

今でこそ笑い話だし、わたしも家庭を持っているので「そりゃ辛いこともあったよね。」なんて話せます。

でも当時は大事件

2年ほど連絡も取れなかったし(今は毎週会っておしゃべりしてますがw)、わたしも妹も精神的にドドーンと落ちちゃうしそれはそれは大変でした。

実際、今現在も育ってきた環境の影響で苦しむことがあります。

子どもが産まれた時も大きな分岐点でした。

夜泣きもあり、毎日がむしゃらに育児をし、ふと疲れた時に感じた『疎外感』。

社会から取り残された気がして始めた今の活動。

でも、全てが繋がっていて、全てに意味があった。

講師業をして「ちょっと違うかも」と感じたのは”働き方”でした。

当時はかなり予定を詰め込んでいた。

予定を詰め込むほど、わたしの中に”なんか違う”が湧き出てくる。

なぜだろう。

そこで経験をもとに自分が探しているものを考えてみることにしました。

わたしが大切にしている人生の3本柱
  • 家族という居場所
  • 母親という存在
  • 自分の存在価値

この3点に絞り、行き着いたのが“主婦、ときどきパン屋“という働き方でした。

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パートではない、プチ起業という働き方

さて。3点に焦点を絞って人生を考えたときに行き着いた先。

それが今の働き方でした。

行き詰まった時にはパートに出てみました。

パートに出たことで良かったことは「時間が過ぎればお金はいただける」ということ。

でも少なからずその働き方に限界も感じていました。

パートでは働いた時間しかお金はもらえないし、そもそもシフトに入れなければ働けません。

子どもが風邪を引いたら代わりの人員を確保しないといけないし、小学校に上がったら登校を渋るようになるかもしれない。そのケアはしっかりやりたい。

パートをそのまま続けることはわたしの大切にしている『家族・時間』を犠牲にしないといけない、と悟ったのです。

このあとパン屋としてリスタート。

が、これまたやはり家族の時間とのバランスはとても難しく苦労しました。

息子が学校で苦戦することもあり、少しずつやれることをスライド。

これもまた結果的には家族優先の働き方につながりました。

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わたしの1日の過ごし方

ここで“主婦、ときどきパン屋“の1日をみてみましょう。

通販メインで活動しているので、いつもの1日をまとめてみます。

わたしのとある日の1日
  • 6:30 起床、朝の家事
  • 8:30–11:00ごろ パンを焼く
  • 12:00ごろ 発送
  • 13:00までに仕入れや買い出し
  • 14:00–16:00  自由時間
  • 16:00過ぎ 息子帰宅、勉強をみたり散歩する
  • 18:00  夕食作り
  • 21:00  夫帰宅、夕食の用意
  • 23:00  就寝

パンを焼くのは実質午前の3時間程度

冷蔵発酵なので前日に生地を仕込み、翌日に焼き上げるスタイル。

土日はお休み。

夫の大型連休・息子の長期連休はネットショップの販売メニューをセットメニューに限定し、焼き上げ日を減らす。

GW、お盆、年末年始は完全休業。

こんな感じです。

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とはいえ、それでも何やら一日バタバタしている。

それは多分『何かしていないと落ち着かない性格』だからwどうしようもない。

今の働き方のバランスは微調整を重ねてようやく出来上がってきたもの。

働かなさすぎると何が起こるか。

そう。夫からこんなことを言われます。

「ねえ、働いてる?」とw

そうですよね。毎日頑張ってくれているのに、わたしだけ家事育児があるとはいえぬくぬくしていたら気分は悪いことでしょう。

働き方については夫ともたくさん話し合いを重ねました。

これもまた子どもの年齢などによってフェーズが変わってきます。

時々時間をとるようにはしています。

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好きなこと、得意なことをお金に変えてみよう

始めた当初『やってみたいこと』でお金をいただいていました。

だから自分に情熱がどれほどあったのか?と言われたら、情熱よりもお客さんが離れないように必死に食いついていた、という印象のが近いかもしれません。

今は『好きなこと』であり『ちょっとだけ人より得意なこと』を仕事にしています。

得意なことだからこそ自分の引き出しが多くなる。だからアイデアも浮かぶ。

好きなことや得意なことでお金をいただけるようになると、次に挑戦したいことへの資金にもなります。

還元も出来る。

メニューを増やしたり、お店を出したり。

わたしにとってはそれがこのブログであり、YouTubeなのかもしれません。

プチ起業で大切なこと

今回の記事の最後はプチ起業で大切なことをまとめてみます。

  • お客様の立場に立つこと
  • リクエストには柔軟に対応すること
  • 継続をすること

お客様あってのお仕事。

だからちょっと無理なことであっても、なるべく調整できるように余裕を持って活動をしています。

継続する』ことも大切。

2014年くらいに半年ほど離れた期間はありましたが、2021年2月で10周年を迎えました。

辞めたい』と思ったことももちろんあるし、『辞める』ことを考えるときもあります。

でもまだ続けられる環境があるならば、細々と続けていたいのです。

その中で働き方や暮らしが変わることがあるかもしれません。

それはそれで受け入れる。

わたしの中ではそう決めています。

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今回のまとめ

10周年を迎え、”還元”をテーマに動き出しました。

家庭中心の生活をしている理由は”自分の探し求める家族像”に近づくため。

として、として、としての自分の存在価値を見つけたい。

だからわたしは『主婦、ときどきパン屋』という働き方をしています。

これから少しずつですが、自分なりのこれまでの経験を活かして“主婦目線の働き方“を発信していきます。

どうぞよろしくお願いします。