今回は今からハンドメイドを始めたい人向けにジャンル選びのコツをお伝えします。
ジャンルと一言でまとめてもさまざま。
セラピストや講師などで分けるジャンルもあれば、自分の得意を伸ばすというのも1つのジャンルですよね。
わたしの場合はいろーんなことに手を出しましたが『モノづくりが好き』に集約されました。
早速本題に入っていきましょう!
ハンドメイド複業のジャンル選びのコツ
今回のポイントをまとめておきましょう。
- 好きなことを伸ばす
- 得意なことを伸ばす
- 関わってきたことを伸ばす
- 活躍している人に倣う
- 個性を商品に変える
まず大前提、自分の好きなことでなければ続かない。
かといって好きであっても現実的に難しいことは苦痛になる。
ならば今関わっている仕事関連から探すのも良いかもしれない。
そして何より“お手本“を見つけて、それになりきってみること。
慣れてきたら自分の個性を商品へとじわじわ注入していくのです。
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。
好きなことを伸ばす
「ゆるく、楽しく、はたらく」
好きでなければ楽しく働き、お金を得ることは出来ません。
- 正社員として働きながら趣味を伸ばしたい人
- パートをしながらちょっとお小遣いを増やしたい人
- 本業はありつつも、別のことも楽しみたい人
どれも“楽しい“ことが大前提となります。
『楽しい・意外と踏み込むとそんなに難しくない・お小遣いも稼げちゃう』なんて3拍子揃っていたら挑戦したくなりますよね。
実際は簡単なことばかりでもないけれど、継続すると少しずつ結果が出てくる。何事も続けることと変化し続けることは大切。
ジャンル選びの第1原則は「好きなこと」を見つけること。
身近なこと、例えばお掃除やお絵かきからスタートした人もいます。
無理矢理探すより、今関わっている近しいことから探してみましょう。
得意なことを伸ばす
とはいえ、“好きなだけ“では裾野が広がらないことも事実。
自分の気になることを“好き“な人はもちろん他にもたくさんいて、結果を出している人もたくさんいます。
「好き」の次は「得意」に焦点を当ててみましょう。
具体的にどんなこと?
じゃあわたしの話をしてみようか。
わたしの場合は『パンを“作る“こと』が好きでした。
そして『ちょっと人より成型が得意』でした。
未だ成型が苦手なパンもたくさんありますがw、それは…見ないことにしています笑”
そこで得意を伸ばすのです。
まん丸のもちもちパンが得意。表面がカリッとしたもちもちメロンぱんが得意。
自分では普通と思っていることは案外人にとっては難しいこともあります。
縫い物なんて出来ない!という人もいれば、パンなんて無理!という人もいる。(わたしはお菓子が作れません)
それぞれが輝く分野にいることが可能性探しのヒントになります。
関わってきたことを伸ばす
これは単純に「その分野の知識量がある」から。
わたしの知り合いでとあるアートを教えている方がいました。
その方はかつてパソコン教室の講師だったらしく、IT関連に強かったそう。
現在のようにzoomなどが流行る前からSkypeを利用してオンライン講座を開講していました。
直接生徒さんと会って開講する教室よりも営業範囲が全国に広がる。興味を持つ人との関わりが格段に広がるのです。
最近ではYouTubeなどで講座を開くこともできますが、YouTubeは収益化までは結構敷居が高い。そのため限定公開にしたりして動画を販売されている方もいらっしゃいます。
パソコンに限ったことだけでなく、メイク関連の仕事をされていた方がアロマとメイクを融合させてオリジナルのケアグッズを作るという教室をされている例もありました。
パートをしているその分野から可能性が広がることもあったりするかも。
灯台下暗し…なんてことがあるかもしれませんね。探ってみましょう。
活躍している人に倣う
そもそも種類があり過ぎて何が何だかもうわからないよ!
そんな時は実際にマーケットを見てみると良いかも!
ジャンルが見つからない方、ジャンルが見つかったからお手本を見つけたい方。どちらも情報収集は必要です。
Instagramでイベント出店されている作家さんを見てみたり、minneやココナラでジャンルを探してみたり。
とにかくジャンルは多岐に渡るので「そうか!その攻め方があったか!」という斜め45°くらいの角度から攻めている作家さんもおられます。
個人的に出会ったことがある作家さんでレトロな雑貨を作っていた作家さんの雰囲気、とても好きでした。
“古き良き昭和“的な。あえての古めかしさがオシャレを醸し出す。良き。
個性を商品に変える
苦手なことが強みに変わったり、弱点が個性に変わったり。
「こんなことが⁈」ということが自分の色を出すことがあります。
コラボで可能性を広げたり、商品から分野を広げたり、苦手なことを避けたら個性に変わったり結構種類があるもの。
一例としてわたしの話を。
実はわたしは妊娠をきっかけに卵アレルギー(と花粉症)を発症。
徐々に悪化し、5年前から卵を完全除去するレベルとなっております。卵を摂取するといわゆる胃腸系のアナフィラキシー症状に襲われてしまいます。
多くのパン屋さんでは生地に卵を使います。卵は生地の風味をよくしたり、食感に大切な要素なのです。
わたしのパンは生地には一切卵を使いません。味見したら救急車ですから。
唯一使うのは“メロンぱんのクッキー生地“のみ。
アレルギーがひどくなる前にレシピを完成させていたメニューです。
ソフト生地のパンで卵を使わないというのは結構珍しいこと。
しかし卵アレルギーであることが逆に色となり、現在も一つの個性になっています。
他のパン屋さんの味見ができなくて不利な面もかなりありますが、その分アレルギーで苦しむ人の気持ちは普通の人より圧倒的に分かるので、強みにもなっています。
た、卵アレルギーって大変そうだね…
うん。血圧低下レベルまでいったことがあるから本当に大変だよ。また飲食の話の時にアレルギーのことも記事にするね。
今回のまとめ
今回は「ハンドメイド複業のジャンル選びのコツ」についてお伝えしました。
- 得意なことを伸ばす
- 好きなことを伸ばす
- 関わってきたことを伸ばす
- 活躍している人に倣う
- 個性を商品に変える
結局のところ入念なリサーチをして、長期的な目線で考えないと長続きはしません。
いろいろと手を伸ばしてもチグハグになるし、1つを極めると偏りすぎる。
自分がどんな立ち位置で働くことを望むかも大切になります。
総合的にみて「自分が活きる、無理しない働き方」を探すのがベスト。
その分野が伸びまくったり、パートを辞めてもやれそうなら複業の優先順位を変えてもいい。
わたしの場合、主婦&パン屋と並行してブログを始めたことは“複業“として捉えています。
『自分の好きなこと・得意なこと・経験したこと』が商品になる。
共有した相手が反応してくれて、どんどん輪が広がる。
とっても素敵なことではないですか。
実際に行動してその喜びを感じてみてください。