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イベント出店

【受け皿は自分でつくる!】イベント出店であるといいもの

春はイベントシーズン!

イベント出店といえば、自分のお店を知ってもらうチャンスです。

が、「なかなかリピーターに繋がらない…」という声もよく聞きます。

今回はそんな悩めるパン屋さんに向けて今からでも準備できることを4つご紹介します。

どうせ出店するなら未来につなげる。

”ほそく、ながく、つづける”ためにぜひ取り入れてみてください。

この記事の動画はこちら

キャッシュレス決済を導入しよう

昨今はキャッシュレス決済が主流になりました。

PayPay、楽天ペイ、d払い、AEONPayなど会社独自で決済方法をもっていることもありますよね。

少々QRコード決済の種類がありすぎる気はしますが、それだけ需要があるということ。

…ということは出店側としてイベントに臨むのであれば、なにかしらのキャッシュレス決済は導入しておくのがベター。

レジの時間短縮にもなるし、衛生的だし、お釣りでワタワタすることもなくなります。

ミスも減りますしね。

ただ現金決済の方もいますので、引き続きお釣りは入念に準備してください。

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キャッシュレス決済のデメリットは「手数料」

どうしてもサービスを利用することになるため、手数料が発生してきます。

数字にするとけっこうくるものがありますね。

この部分の捉え方はお店によるかと思いますが、それを加味した上でタイミングをみて全体の値上げに踏み切ってもいいでしょう。

いいのか悪いのか今はインフレが続いています。多少の値上がりはやむを得ないですよね。

ただ小分けで何度も値上げではなく、先を見据えながらタイミングを考えましょう。

話を戻します。

今から導入するなら

  • PayPay
  • クレジットカード決済

この2つを導入しましょう。

クレジットカード決済ではPayPayに対応していることが多いのですが、PayPay単体の契約に比べて手数料が高いです。

カードと同じく3.25%手数料が発生するんです。

PayPay単体だと無料プランの場合でも1.98%で済みます。

2%の差は意外とバカになりません。

だってやることは同じなんですから。

なら…手数料は少ない方が、ねぇ?

なのでPayPayは単体での契約をおすすめします

クレジットカード決済は店舗営業をしていなくても導入できるものがいくつかあります。

  • Square
  • STORESレジ
  • AirPay

店舗を構える場合はこの選択肢に加えて楽天ペイも候補にあがります。

決済に利用されるときは

  • VISAなどのクレジットカード
  • QUICPayなどの電子マネー が多いですよね。

Squareは決済端末とタブレットが必要、AirPayは決済端末が独立しています(STORESレジ・楽天ペイも決済端末は独立しています)。

下のバナーからそれぞれサイトに飛べます。

ちなみにわたしはSTORESレジを利用しています。

STORESレジはこの3つの中では決済方法が一番少ないのですが、正直クレジットカード以外の利用がほとんどないため不便さは感じません。

決め手はなに?と聞かれるのですが…ないですね

とくにSquareとAirPayは本当に決済端末の違いくらい。

おみみちゃん

最後は直感でいいと思います。

わたしなら…Squareにするかな、端末かわいいし。

わたしがSTORESを利用している理由は契約をしたときにネットショップをSTORESではじめていたから。

それ以外の理由はありませんw

以前は会社により決済方法に違いがあったのですが、この数年でほとんど機能は横ばいになりました。

サイトの雰囲気も含めて参考にしてみてください。

SNSアカウントを用意しよう

現代はネットで情報を集める時代。

お店専用のSNSアカウントはお持ちですか?

よくお聞きするのが、プライベートのアカウントをいきなりお店仕様にするスタイル。

これだと長年のお友達はびっくりするし、新しいお客さんは「これはお店のアカウント?」と困惑します。

今からはじめるのであればぜひお店専用のアカウントを作りましょう。

で、どうせはじめるなら取り入れて欲しいのが「お店専用のメールアドレス」をもつこと。

以前記事にしているのでご参考ください。

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SNSもいろいろありますが、パン屋をはじめるならやはり視覚重視。

Instagramのアカウントはあるといいですね。

そのとき投稿で使う写真はプロに撮ってもらったものだとなおヨシ。

これも記事にしているのでご参考ください。

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すべての画像を撮影してもらったものというのは難しいので、コツを取り入れながら普段の様子をレポしていきましょう。少しだけ身近な存在の感じがしませんか?

デジタルが苦手だと「SNSやってないんですー」とどうしても敬遠してしまうと思うのですが、それは自分で宣伝の機会損失をしているのと同じ。

「人の目に触れる」だけで宣伝になる。

例えばInstagramのアカウントをフォローしてもらっていたら、更新した情報は一応目に届くところにはあるのです。

プロフィール画面にLINE公式アカウントやホームページのリンクを貼っておけば、もしかしたらたどり着いてくれるかもしれない。

ありがたいことにそんなツールが無料で使える時代。

ぜひ取り入れてみてほしいです。

あとよく「他のSNSもやった方がいいですか?」と聞かれますが、とりあえずは一点集中でいいと思います。

なにかを始めるとあれもこれもとなってしまいますが、そこはひとつ軸をもって「今はコレ」と割り切りましょう。

LINE公式アカウントを取り入れよう

LINE公式アカウントはこれまでも何度か記事にしています。

取り入れる最大の目的は「リストの獲得」

例えばイベントでパンを買ってもらったとしましょう。

買ってもらっただけではそこで終わってしまいますよね。

インスタグラムのアカウントをフォローしてもらっていれば、多少はその人の目に触れるとは思います。

が、情報が多い今の時代。

ピンポイントに案内が来なければ、情報をスルーしてしまうことも多いです。

ならピンポイントに情報を届けるサービスに誘導したら?

それが一番情報がダイレクトに届きますよね。

そのツールが「LINE公式アカウント」

2023年6月より無料で使える範囲が減りました。

無料で使える範囲は月200通まで。フォロワーが200人を超えると自ずと月に5500円(税込)の利用料が発生してきます。

この利用料だけがネックなのですが、なかなか代わるツールが見つからないのも事実。

メルマガはそれこそ情報が埋もれてしまうし、そもそもパン屋というジャンルでメルマガは違和感がありますよね。

わたしの中ではLINE公式アカウントはパン屋運営に欠かせないツールで理解し課金しています。

それにイベントでリストを獲得すれば、その後の売り上げにもつながります。

使いやすさや利用層の多さを考えても、今のところ投資する価値はあるかなと。

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チラシ・ホームページはありますか?

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こちらも過去に紹介していますが、意味合いとしてはLINE公式アカウントと同じく「リストの獲得」。

いわゆる”お客さんの受け皿”です。

せっかくお店の名前を覚えていてもらっていてもみてもらわなければやがて忘れられてしまいます。

順序としてはこんな感じ。

「たまたま知った」から「リピーター」になるまで見えないいくつか壁があるように思います。

リピーターという言葉では簡単に聞こえますが、そもそも覚えていてもらっていなければリピートすることもないわけですよね。

覚えてくれていても情報を見かけないと「いつかまた買いたいな」でいずれ終わってしまう。

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人気のお店はSNSアカウントが活発に動いています。

それはなぜか。

「情報提供をしなければ忘れられてしまう」と知っているから。

それらを準備せずにパン屋をはじめても、きっと勢いは最初だけになってしまいます。

受け皿は誰かに作ってもらうのではなく、自分でつくる。

苦手なら誰かに依頼してもいいし、自分にできそうな簡単なサービスを使ってもいい。

「なぜそれを導入するのか」

その理由を考えながら取り入れると苦手意識も少し薄れるかもしれません。

ぜひ一歩踏み出してみてください。

今回のまとめ

今回は「【受け皿は自分でつくる!】イベント出店であるといいもの」。イベント出店時に出会ったお客さんにほそく、ながく覚えてもらうためにあった方がいいツールについて解説しました。

ポイントは4つ。

現在、パン屋の卒業を目指しながら活動をしております。

最近は全体的に宣伝を減らし、自由に使える時間を作りながらパン屋の次の世界を見据えて動いています。

不思議なのですが、活動を減らしてからの方がリピーターさんから注文がよく入ります。

「ほそく、ながく、つながる」とはよく言ったもの。

「おみみさんのパンがないと不安なんです〜」なんて言っていただけたりで、パン屋冥利に尽きますよね。ありがとうございます。

うれしいな……コツコツ積み重ねてきたものがカタチになったんですね。

縮小しながらも、大切なお客さんとはまだ繋がりたい。パン屋を終えるその日までお付き合いできたらいいなと。

そんな風に思いながらパン屋をもう少し続けたいと思います。