今回は「ハンドメイドの5つのジャンル」をご紹介していきます。
本業、副業、複業。
働き方は様々。
一言でハンドメイドといっても切り口はいろいろあります。
作家なのか、講師なのか、セラピストなのか。
分野が違えば、働き方も変わる。
このサイトでは『ゆるく楽しく稼ぐ』をテーマに、“自分らしくはたらく“ことを提案しています。
そのためあまりに専門的だったり、コストがかかったりして現実的ではない内容は割愛していく事もあるかと思います。予めご了承ください。
わたしの経歴をご紹介
まずはハンドメイドで10年過ごしてきたわたしの歴史をまとめておきます。
スタートは2011年2月。ベビーマッサージ講師から。
パンをメインにしたのは2014年ごろ。
それまでは講師業+イベント専門パン屋として活動していました。
- ベビーマッサージ講師
- アロマ講師
- リフレクソロジーセラピスト
- カラーセラピスト
- パン教室の講師
- パン屋
- イベント主催 などを経験してきました。
各種講師業は2015年の息子が小学校に入学するタイミングで終了。
パン屋は2019年から活動の場を通販メインに。
イベント主催は2021年で区切り、同時に出店も一度区切りをつけています。
現在は通販メインのパン屋とYouTube、ブログで活動をしています。
ハンドメイドってなんだろう?
ハンドメイドってどんなものなの?
ハンドメイドはその名の通り“手作りしたもの“。
モノといっても形は様々。
アクセサリー、ヘアアクセ、洋服、食べ物、アロマの講座、デジタルデータ、イラストなど。
自分から発信するものはハンドメイドと言っても過言ではないでしょう。
ハンドメイドしたモノを自分だけで楽しむならそれは趣味だし、人に販売したらそれは立派な“商品“となります。
習った直後はただの知識。
その後経験を重ねるうちにアレンジを加え、個性が出てきます。
お金をいただいて販売をした時点でそれは“ハンドメイドされたモノ“になるのです。
活動の場としてはイベント出店やネット販売、委託販売など多岐に渡ります。
同じジャンルでも活躍の舞台が違うし、それぞれで稼ぐことも出来ます。
例えばイラストレーターとしてグッズを作りminneなどのマーケット型ネットショップに出品してみたり、ココナラでイラストの受注を受けたり、似顔絵でイベント出店も出来ます。
ハンドメイドのジャンルは5種類
ハンドメイドのジャンルは大きく分けて5種類ほど。
- 作家系:アクセサリー、洋服、陶器など
- 飲食系:パン、お菓子、キッチンカーなど
- 講師系:教室の運営、講座の開講
- セラピスト系:施術、各種セラピー
- デジタル&イラスト系:カメラマン、イラストレーターなど
「ハンドメイド」と一口で言っても範囲が本当に広い。
一つに絞る必要はありませんし、コラボなどをして自分の守備範囲を広げることもできます。
「あのお店に行けば自分の好きなテイストが揃っているんだよね。」みたいにトータルコーディネートでファンを増やす事も出来たりします。
「食」をテーマにハーブティや陶器の作家さんとコラボすることがあるよ。
それぞれの特徴を見てみよう
ハンドメイドって言ってもたくさんあるよね?
それぞれの特徴を見てみましょう。
どのジャンルも一長一短。
それぞれが違って、それぞれが良い。
だからコラボしたりすることでお互いを補うことが出来るのです。
作家系
ハンドメイドで一番多い分野。その分ライバルも多い。
自分のために作品を作っていた人が販売を始めることでスタートすることが多い印象。
個性を出し方次第で活躍の場所すら変わる分野。
- 例:アクセサリー、洋服、陶器など
- 活動場所:イベント出店、ネットショップ(minneやBASEなど)、委託販売、店舗
- 有利な点:作品を作りだめしておける、量産することも可能
- 不利な点:量産すると飽きられるリスク、売れない時は本当に売れない
飲食系
飲食は季節・天候によりその日の売り上げに直に影響が出ます。
お菓子はライバルが多く個性を出さないとイベントで埋もれがち。
イベント自体の集客に左右されますが、食べ物目当てのお客さんが多いことも事実。
設備・場所・許可等、初期のハードルが高め。
- 例:パン、お菓子、キッチンカーなど
- 活動場所:イベント出店、ネットショップ、許可を得た場所、委託販売、店舗
- 有利な点:食べ物はリピーター客が多い、手土産で購入してくれる事も、あとお腹が空けば購入してくれる笑
- 不利な点:作り置きが困難、ロスは多くなりがち、イベントが直前の中止になると悲劇、自宅と別で厨房や車が必要、許可を得ないとスタート出来ない、初期にかかる資金が高い
イベントでは天候に大きく左右される分野。コロナの影響でテイクアウトがが躍進したよね。
講師系
コロナ禍で教室開催が難しくなり、苦戦している分野でもあります。
だいぶ緩和されてきたのでようやくリスタート地点に立てるのではないでしょうか。
知識と経験が仕事になる分野。ファンがつくとずっと通ってもらえます。
しかし大勢の参加があると1回の単価はグンと上がります。
- 例:アロマセラピー、ベビーマッサージなど
- 活動場所:イベント出店、レンタルスペース、YouTube(オンライン教室)など
- 有利な点:参加人数が多いと1回の単価が上がる、知識が商品、話術が長けていると無敵
- 不利な点:コロナ禍で密がダメだと開催しづらい、個性が出しづらい、開催場所を探すのが大変
知識をアップデートしないと内容が同じになりがち。ファンがつくとお友達を連れてきてくれたりして広がるよ。
セラピスト系
こちらもコロナ禍で密や接触を避けるこのご時世による影響大。
自宅を職場にする事も多いのでプライバシーに配慮が必要。失敗経験アリ笑。
気に入ってもらえるとリピートがつきやすいので、個性探しが一番のポイント。
- 例:施術(リフレクソロジー、まつエクなど)、占いやカラーセラピーなど
- 活動場所:サロン、自宅、レンタルスペース、イベント出店、オンライン相談(占いなど)
- 有利な点:相性次第でリピートがつきやすい、身体が資本、話術でカバー可能なことがある
- 不利な点:資格が必要になることがあるため初期費用がかかる分野が多い、向いていない人はとことん合わない、優しいと物足りないと言われることがある(実体験)
会話と話術が大切なセラピスト。リピーターがつくと継続性アップ!
デジタル&イラスト系
センスがモノをいい、得意が仕事に変わる分野。
いつでもどこでも仕事が出来るのが強み。
新規顧客の獲得は大変ですが、ファンがつくとどこまでも一緒についてきてくれるのでアフターフォロー出来る性格が好ましい。
- 例:カメラマン、イラストレーターなど
- 活動場所:自宅、スタジオ、イベント出店、オンライン(ココナラなどの発注系)
- 有利な点:どこでも仕事できる、個性がそのまま商品になる、グッズ化して販売することもできる
- 不利な点:スランプの恐怖、アフターフォローできないと悲劇、道具が高価なものが多い
新規獲得が大変だけれど、お客さんにハマればずっとついてきてくれる分野。個性命!だね。
ハンドメイドといっても実に多種多様。
わたし自身はデジタル系以外の分野はほとんど経験しています。
経験しているからこそ言えるのは『向かない分野はさっさと退いた方が無難』ということでしょうか。
向いてないものを一生懸命粘っても全然楽しくないのです。コラボすることで広がる事もあります。
イベント出店などで仲間を作るのも良いですね。
ジャンルを超えて共存できるものもあります。
パンは「飲食×作家」みたいなものなので、うまく共存することが出来れば強みになったりもします。
ぜひ自分のジャンルを広げてみることをお勧めします。
今回のまとめ
今回は主にハンドメイドのジャンル(種類)について解説しました。
ジャンルは大きく分けて5種類。
- 作家系:アクセサリー、洋服、陶器など
- 飲食系:パン、お菓子、キッチンカーなど
- 講師系:教室の運営、講座の開講
- セラピスト系:施術、各種セラピー
- デジタル&イラスト系:カメラマン、イラストレーターなど
一長一短があり、共存することで可能性を広げられます。
無理して苦手な分野に飛び込むのではなく“コラボ“という形で視野を広げることも可能です。
今、伸び悩んでいるのであればコラボやジャンルを超えた可能性を探ってみると良いかもしれません。
まずは好きなことや得意なことを考えてみたり、趣味を一歩深めてみてもいいですね。
初めの一歩を踏み出してみましょう♪