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海外単身赴任

【夫、海外単身赴任へ】我が家、大きな変化を迎えました

2024年、早くも2月になりました。

1ヶ月があり得ないくらい早いw

昨年春、我が家では息子の進路面で大きな変化がありました。

【やらないことを決める】新生活!新しいリズムを作るこの春から生活がガラリと変わりました。もちろん仕事にも大きな影響があります。今回はそんな中でわたしが決断したこと、やらないと決めたことを解説しています。母業と仕事の両立は大変。でも同時にやりがいもあります。どっちも大切だからどっちも頑張りたい、そのためには違うところで”良い諦め”も必要になります。ぜひご参考ください。...

今年はさらに大きな変化。

夫の海外赴任が決まりました。そしてつい先日、出国いたしました。

無事に到着し、生活リズムの構築に苦戦しているようです。

ジャケットを入れ忘れたのは悔いですが、我々が行くときに必ず持っていきますw

おみみちゃん

くそう…準備はほぼ完璧だったのに…慣れないものはよけておくべきだった。

そんな小言はいいとして。

我が家の決断は「単身赴任」

今回は“帯同しなかった理由“を含め、この大きな変化を記録として残しておきます。

海外赴任に関して行った手続き等は次の記事にて紹介します(結構面白いよ)。

普段はパン屋の話ばかりですが、ちょっとした箸休めとしてお楽しみください。

この記事の動画はこちら

単身赴任を決断した理由

これまでも何度か「海外赴任があるかも?」という話は出ていました。

選ばれないと決まらないし、「そうかいそうかい」と過ごすこと数年。

今回も話が浮上したので「了解!なった時考えよう!まぁ、ないやろ。」なーんて思っていたら。

本当に赴任が決まりました。

おみみちゃん

まさか本当に海外赴任になるとは思わず…。

我が家が下した決断は『単身赴任』

海外赴任でよくある家族のパターンは3つ。

  1. 本人のみの単身赴任
  2. 家族が帯同する
  3. 子どものみ日本に残る

子どものみ残るパターンは高校生以上が多いでしょうか。学生時代に同級生にもそんな子がいました。

土地柄、周りには海外赴任の方が多数いるのですが割合としてはまさに半々。お子さんが小さいほど帯同されている印象(実際、夫の同僚で一緒に出国した方はお子さんも小さいため、2ヶ月後に遅れての家族帯同を予定しています)。

我が家、現在息子は中学1年生。さぁ、どうしようか。絶妙すぎる。

高校受験もあるだろうし、その先の大学受験まで考えておかねば。

おぱんくん

さて困ったゾ。

時を遡ること1年前。小学校卒業の少し前から海外赴任の話が出始めました。

息子の場合、次に通う学校がいい意味で特殊だったため「入学後の本人の様子次第で決めよう」となり一旦保留。

海外赴任が決まるとしたら夏から秋。その時に決断することに。

10月。海外赴任の内示が出ました。このときすでに“単身赴任“と決めていました。

理由は「息子がとても楽しく通っているから」

小学校時代。コミュニケーションが苦手な息子は苦労しました。

思い切って中学では進路を変え、とある面白い学校に通うことに。

そこでは本人らしさ全開。自分で学び、自分から動く楽しさ知った様子。

夏休みが終わるのが楽しみなくらい今の場所が好き。少し遠いですが毎日楽しく通っています。

…そんな息子を無理やり連れてはいけませんw

なら海外赴任すら断る方がいいのか?とも思いましたが、「挑戦したいなら全力で応援する」と夫に伝えました。

夫は挑戦を望み、息子は現状での成長を望む。わたしの身体は1つ。

おみみちゃん

ということは…自ずと単身赴任ですねw

きっと小学校低学年なら帯同したことでしょう。中学生だからこそ、本人の意思を尊重した形です。

ただ出国直前まで恨み節のように「周りみんな家族行くんだよね」と言われましてなんだか申し訳ない気持ちもございます(渡航した今、メンタルだいぶ辛そうなので余計にそう感じております)。

内内示は夏ごろにあり、内示が出たのが2023年10月初旬。

そこからビザ申請が始まり、いよいよ渡航準備開始です。

準備は何をした?

詳しくは次の記事でまとめていきますが、海外赴任にあたっての準備は…まーーー!たくさんありました。

正直「え!そうなの!?」と思ったことも。みなさん、こんな大変な思い出渡航されてたのね。尊敬。

てなわけで準備はざっとこんな感じ。

この中でびっくりしたのは「証券口座」。基本、赴任中に手をつけられません。

というか原則『全て売却・現金化』になります。オーマーガー。

日本の証券会社は“日本に住んでいる人向け“。1年以上、海外での生活となると対象外とのこと。

というわけでネット証券の口座は一旦解約。

ネット銀行も維持はできません。同じ銀行で息子の証券口座もあったので、親権者をわたしに変更し、口座を維持。

おみみちゃん

いやー、知らんかったーー!!

ただ幸いにも売却のタイミングでほぼ全てがプラスでだったのはせめてもの救い。

夫も証券口座の解約については知らなかったので知った時はさすがにちょっと落ち込んでいました。

でもね。大丈夫。

今までと変わらない生活してたら確実に貯金は出来ることでしょう。

無駄遣いしませんからご安心を。

わたし自身は日本に住んでいますので、新NISAを利用してコツコツ積み立てます(あれ?抜け駆け?w)。

もう1つ、特殊だなと思ったことは「ネット環境」

TVerやABEMA等、日本のサービスは基本的に日本に住んでいる人向け。

つまり大好きなMリーグが観れないのですよ。

海外にいる場合だと、そのままのネット環境ではそれらを見ることが出来ません。

しかし抜け穴がありまして、見る方法はある。それがVPNと呼ばれるもの。

簡単にいうと「日本を経由させてネットを繋ぐ」ということみたい。

それを日本にいるときに設定しておけば、現地でもMリーグやYouTubeが観れるというわけ。

先日、VPNを契約して設定していました。

わたしたちが遊びに行くときはVPN対応の現地で使えるSIMで繋ぐ予定です。

おぱんくん

海外って何かと違うのだなと思わされた一コマ。

あと余談ですが、就労ビザって手続きが大変なんですね…。

ビザはカードとかプリントだと思っていたので、パスポートにチョンと貼ってあるだけで拍子抜けw

このために彼は何度も東京へいき、わたしは郵便局に何度通ったのか。あはは。お疲れ様でした。

わたしたちも現地に行く際はまだビザが必要なので、今後そのための準備もしていきます。

しっかし戸籍謄本のコンビニ発行がダメって、何のためのマイナンバーカードやねん!

「いちいち細かいなぁ」と文句を垂れつつ、ひたすら真面目手続きしましたw

何はともあれ、環境を変えるって大変。出国直前まで結局バタバタでした。

残ったわたしたちのテーマ

さてわたしたち日本残留組。

この2人は基本的にダラけがちな2人w

いつもは夫がオケツを叩いてくれるわけですが、その彼が3年も家にいないのです。

おみみちゃん

これは事件です!

なのでわたしたち、テーマを決めました。

『気を抜くな』

ええ。気を抜くとすぐにダラけてしまいますからね。

この3年の間に起こる大きな出来事は“息子の高校進学“。夫が帰任する際には息子は高校1年生の終わりです。幸いにも内部進学を予定しているため、ゴリゴリのお受験ということはないのですが、将来の夢を叶えるための努力は継続すべし。

大学受験もすぐそこ。

他にも運動習慣も付けないといかんですね。2人で歩いたり、サイクリングしたり高校生になったら一緒にジムでも行こうかしら。

とりあえず時間を決めて、筋トレヨガをしようと約束。

娯楽だって忘れてはいけない。

旅行は夫が全ての手続きをしてくれていましたが、ここからはわたしの担当になります。

新幹線・飛行機など予約すら取ったことがない。

現地までの飛行機は自分で取ることになるので、まずは国内から練習をしていこうと思います。

親子留学もいいなと思い、申し込んでみたり(レポしますね)。

とにもかくにも縮こまってても成長できない。いろいろと挑戦していきます。

夫は何度か日本に一時帰国するでしょうし、私たちも遊びに行くことがあるでしょう。

そのときはちょっと長めの滞在をしたい。

もちろん動画を撮ろうと目論んでおります。

キレイなおみみちゃん

お楽しみに!

3年間を無駄にしないために

海外赴任の話はうっすら昨年の2月から始まっていました。

内示が出るかどうか分からないうちから「海外赴任するならこの期間は学ぼう」と決めていました。

パン屋を始めてちょうど10年。経験値もだいぶ貯まってきた頃。

息子は中学生になり、面白い学校に通っている。

わたしは少々複雑な環境で育ち、心の傷がある。

そして今回、夫の海外単身赴任……からの途中帯同もあり得る。

何度か赴任先に足を運んでみて息子が行きたいと言ったら、迷わず途中帯同します。

つまり”パン屋を辞めなければならない状況”がわたしの背後に3年間ずっと付きまといます。

性格上、やむを得ず辞めるくらいなら自分からパン屋の卒業を目指して事前に動いていきたいと考えるタイプ。

どうせ最終的には辞めることになる。なら経験をもっと人に伝えていきたい。

だからこうやってギブしまくっています。

大好きなパン作りだけど、複雑な家庭事情で育ってきたわたしにとって家族はもっと大切。

人生は1度きり。なら広い世界も見てみたい。

それで昨年の秋に3ヶ月間、ライティング講座を受講したのです。

【次の世界へ】パン屋、ライティングを学ぶパン屋がライティング?と思われるかもしれませんが、セールスライティングを含めて文章はとても大切。今回はわたしが3ヶ月にわたって学んで得た経験や今後についてをまとめています。この経験を活かしてパン屋さんにも「文章」の奥深さを知ってもらえたら嬉しいな。今後少しずつその部分にも触れていこうと思います。...

今はその先のクラスで学んでいます。

「文章を書くこと」は以前から好きでした。

活動を始めてからずっとブログも書いていたし、最近ではこうやって動画やブログもやっている。育児日記として別のブログも運営しています。

「書くことが好きかも」と気づいたのはごく最近。

電子書籍の準備も着々と進んでいます。

何冊か出したあとには周りにノウハウを伝えたいなとも。

今後は人の役に立ちたい。

noteでパン屋さん向けの講座も作りたい。

とにかく自分が長年かけて得てきたことを、他の人に伝えていきたいという思いが強い。

そのためには仕事のバランスを考える必要があります。

今後、パンと情報発信のバランスを8:2から2:8へリバランスしていく予定です。

“パンを焼くこと“は好きなので、まだパン屋さんを続けられる限りは細々と焼いていこうかなと。お仕事のメインはパソコン1台で出来るように。

以前「目標はパン屋を辞めること」とお伝えしました。それはこんな裏側があったからなのです。

わたしの新たなステージ。その工程をリアルタイムでお伝えしていく予定です。

今回のまとめ

今回は「【夫、海外単身赴任へ】我が家、大きな変化を迎えました」ということで我が家の訪れた大きな変化と今後の目標をお話しました。

まとめは割愛します。

4年ほど前までメンター的な存在がいました。その人には「あなたのやるべきことはパン屋じゃないよ。経験を伝えることだよ。」とずっと言われていました。

ハッと気付かされた言葉たちをご紹介人間というものは単純。物事が調子よく進んでいるときは人の言葉に耳を傾けず、突き進んでしまいます。まさにわたしもそう。言われても「知らんし。」「今楽しいし。」と先延ばしにしていました。当時の言葉を振り返り、今になって思うのは『言ってくれてありがとう』。あとから気づくことも多いけれど、そうやって厳しく言ってくれる人を大切にしたいと思うのです。...

当時は「何を伝えるの?何もないけど?」と思っていたし、「大事な主催イベントもあるし、パンを頑張るんで」と言っていた。

あれから4年。

コロナ禍を経て主催や出店を卒業し、息子が大きくなるにつれて“この人生でやりたいこと“が見えてくる。

「経験から得た考えを発信する」

その経験というのはパン屋のことだけではなく、人生観とか、身の回りに起きたことかもしれません。

まあ、そんな全てがうまくいくとも思ってません。でも今ならチャレンジ出来そう。

新たなステージ。楽しみます!ぜひ一緒に挑戦していきましょう。