今回は夏シリーズ第3弾!
これまで
の記事を更新しました。
今回は”夏の配送“に絞って注意することをまとめていきます。
そのあたりも含めてお話出来たらと思います。
梱包完了に時間がかかる
まずは状況からまとめていきましょう。
パンをネット経由で販売する時の配送方法として2種類あります。
- 常温発送
- 冷凍発送
2021年の食品衛生法改正以降に工房を取得または更新している方は特に何かすることなく“冷凍発送“をすることが可能です。
常温発送・冷凍発送のメリットデメリットをそれぞれまとめてみましょう。
まさに一長一短!
ぱんのおみみは「冷凍での配送」に絞って販売をしてるよ。
冷凍での発送。
つまり発送前から冷凍のパンを箱に詰めます。
冬は工房の暖房をつけなければ寒いので準備も楽。
しかし夏は…とにかく時間勝負です。
一度にたくさんヤマトに持ち込むのもいいですが、そうなるとどうしても温度管理的に不安。
- 効率よく梱包するか
- 2回に分けて発送作業を行うか
個人的には2回に分ける派です。
というのもヤマトは車で1分の距離。
ミスを起こさないためにも2回に分けて、心穏やかに梱包する方が性格に合っているようです。
時間で考えると準備に15分以上かかるなら迷わず2回に分けます。
ではここからは梱包作業を効率化する方法を解説していきます。
梱包準備は入念に
発送するまでの手順はこんな感じ。
クロネコメンバーズでの発送で解説します。
この順序を見てもらうと分かるのですが、梱包するだけでなく、ヤマトの営業所でも作業があります。
なるべく梱包の時間を減らしたい意図が分かりますね。
梱包の時間を減らすための工夫をまとめてみましょう。
要するに『サッと入れて、サッと発送出来る』ようにするんです。
でもミスが起こらないように『1つずつ梱包』。
ここを間違えると入れ違いや入れ間違いが起きます。
使うものは先に準備。
使わないものは出さない。
混ぜないように1つずつ。
これを意識するようにして、1つずつサクサク進められるように準備しましょう。
発送については改めて記事にする予定です。
時短にはビジネスメンバーズ
先ほどの項目ではクロネコメンバーズの手順をお話しました。
ただ結局のところ、時間を一番取るのはヤマトの営業所にある“クロネコピット“。
ということはガッツリ時短したいなら「ビジネスメンバーズ」を契約する方がオススメです。
クロネコメンバーズと何が違うかというと
- 先に自宅で伝票を印刷できる
- クロネコピットでの作業がない
- 箱に直接貼れるため間違いが減る
先ほどの手順のこの部分が変わります。
手順としてはこう変わります。
- 事前に送り状を印刷
- 商品を梱包して伝票を貼る
- 営業所に持ち込む
- 発送伝票をもらう
ゴソゴソと伝票を出したり、あれこれと伝票を貼り付けたり、チャージや支払いする時間が減ります。
年末にビジネスメンバーズに変えたんですが、スタッフさんも「すっごい楽になったよねー」と。
お互いやることが多いと大変ですからね。ミスも起きますし。
なぜならある程度数を出せるようにならないとクロネコメンバーズBIGよりも高くなることが往々にしてあるから。
継続して月に50−60個送れるようになるくらいにはたぶん営業所の方からお声がかかるかなと思います。
その時はしっかり交渉しましょうね!
わたしの経験談もまとめています。
余談:夏祭りに注意!
最後の項目は余談ではあるけれど、結構重要なこと。
ヤマトで発送すると時々スタッフさんが扱う機械で「ビー」と音が鳴ります。
どんな時になるかというとこんな時。
ネットショップ運営はイベント出店と違い、天候に左右されることは少なめです。
代わりに「もともと決まっているイベント」の影響を受けます。
そう。夏といえば「お祭りと花火」ですね。
一般的に歩行者天国が設定されるようなものはヤマトの端末にも予告が入ります。
「〇月〇日から〇月〇日まで〇〇祭りの影響により遅延の可能性があります。」
規模の大きいものから小さいものまで様々。
全国全てを把握することは難しいですが、お客さんの希望している日にお届けできない事があるのは知っておきましょう。
同じように台風の影響でも遅延することがあります。
また台風直後などで被害が大きいとしばらく荷受が停止することもあります。
そういった時には迅速にお客さんに連絡してください。
全てを知ることは出来ないし、予期なども出来ませんが、対応策を知っておくだけで違うと思います。
今回のまとめ
今回は「夏の配送で気をつけること」をまとめてきました。
最後にポイントをまとめておきましょう。
いろいろと配送に対する対策をしてはいますが、大前提の部分を理解することも大切だと思っています。
『配送業者さん、お疲れ様です。』
通販中心で仕事が出来るようになったのは嬉しいことですが、その反面この通販社会において配送業者さんってめちゃめちゃ忙しい。
普段からたくさん利用させてもらっている身ですので、いつも家に届けてもらうときは必ずこう挨拶します。
「ありがとうございます。お疲れ様です。」
自己満足かもしれませんが、暑い時も寒い時も時間通りに届けてくれる配送業者さんにほんの少しの感謝を伝えるようにしています。
「ありがとう」と言われて嫌な気持ちってあまりならないですよね。
だからこそこんな小さな部分ですが、伝えるように心がけています。
配送業者さんといえば『2024年問題』が控えています。
わたし自身も通販だけに一点集中させず、パソコンを使ってお仕事出来るように日々作業をしています。
何でもそうですが“支え合い“ですよね。
感謝を忘れず、暮らしていきましょう。