今回はSTORES決済で使うことができる『請求書決済』。
イベントでの対面販売が少なくなっている昨今、地味にわたしがよく使うのがこの『請求書決済』。いわゆる『オンラインでのカード決済』です。
以前ご紹介している“公式LINEアカウント“と組み合わせて使うと売り手にも買い手にも使いやすくなります。(参考記事は主婦目線の内容にはなっていますが、導入部分は共通)
今回はわたし自身が使っているSTORESレジで紹介します。
せっかくカード決済を導入したのにイベントもないし…と落ち込まず、使える方法を探してみてくださいね♪
STORESを導入すると出来ること
まずは導入すると出来ることをまとめておきましょう。
- ネットショップ
- ネット予約
- キャッシュレス決済
- POSレジ
STORESは「ネットショップ・ネット予約・キャッシュレス決済・POSレジ」のサービスがあります。このうちPOSレジはネットショップを導入すると使うことができます。
ネットショップ
誰でも手軽に本格的なネットショップを開設することが出来るのがウリのSTORES。
スタンダートプランではフリープランにはない機能がいくつかあります。
- 独自ドメインの設定
- アクセス解析
- サービスロゴの非表示
- 代引き支払いが可能になる など
※アクセス解析についてはGoogleアナリティクスはフリープランでも設定可能
フリープランで十分機能が備わっています。つまりは低コストで運用できる。
手数料は5%。スタンダードプラン(有料)だと少し手数料は下がりますが、ある程度売り上げが出ていないと手数料分をペイ出来ないので計算しておくといいかなと思います。
また改めて記事にしますね。
わたしの場合はminneとCreemaでも販売をしており、基本的にSTORESで作っているネットショップは“お客様への還元“を目的に運用しています。
プラットホーム型の通販サイト(minneやCreemaなど)に比べて手数料が低い分、公式LINEアカウントのショップポイントを付与してみたり、送料無料ゾーンを作ったりしています。
STORESかんたん無料でネットショップを作るならSTORES
POSレジ
POSレジは2021年6月に登場したサービス。ネットショップと実店舗のデータを管理。STORES決済と連携をしてキャッシュレスにも対応しています。
商品・在庫管理や売上分析が可能です。
在庫共有機能を有効にしておくと在庫をリアルタイムに共有できます。
商品ごとの割引や軽減税率の設定、決済方法もカスタム可能。
会計が完了するとお釣りの確認やレシートの発行も出来ちゃう。
…とここまでお伝えしてきましたが、個人的にはネットショップとイベントでの決済は分けているため利用はしていません笑”
アクセサリーなど商品の在庫を共有する場合はいいのですが、食べ物は在庫を長く持つということがないためです。
長く持つ在庫がある場合、利用したいサービスですね。
ネット予約
ネット予約システムは美容院や教室、実店舗などの予約に使うことが出来ます。
24時間のネット予約受付により、営業時間外の“予約取りこぼし防止“もしてくれます。
お客様との日程調整や空き枠管理などの予約管理の業務を自動化。予約確認メールや来店前日のメール、来店後のフォローメールも自動配信可能です。その他顧客カルテ、予約時のクレジットカード決済、月謝料金の徴収などもサポートしてくれます。
このサービスに関しては個人的に使う場面がないため利用していません。
キャッシュレス決済
コロナを機に日本では一気にキャッシュレス化が進みました。
パン販売でも以前に比べてPayPayでの決済は格段に増えたと実感しています。
公式LINEアカウントやDMなどからの直接注文の決済も銀行振込よりカード決済が増えています。
ここからは非対面販売でも使える”請求書決済”についてまとめていきます。
請求書決済を使ってみよう
まずは請求書決済について簡単にお伝えします。
STORES請求書決済とはいわゆる“オンライン決済“。
決済用のウェブページを作成してURLを送信するだけで、決済をお客様にしていただけるシステム。
発行側も手順としては①金額を入れる②決済締切日を決めるのみ。
お客様は受信したメールから決済用のページを開いて必要な項目を入力するのみ。
双方にとって簡単な決済方法となります。
お店側の手数料は3.24%。ネットショップを経由するより多少手数料が低いので、公式LINEアカウントなどでの手続きの際のお客様の手間を省くことも出来ます。
なお入金は『月末締め→翌月末振り込み』です。
方法
- ストアズのアプリから「請求書決済」
- 金額と支払い期限を指定
- 請求書を作ったらコピーして送信して終了!
決済ページのカラーをカスタマイズすることも出来ます。
請求書決済のメリットとデメリット
ざっくりとメリットデメリットについてまとめておきましょう。
請求書決済のメリット
- 非対面でカード決済できる
- ネットショップより手数料が安い
- スマホで完結、メールで支払い完了のお知らせが入る
- ウェブ上での手続きでアプリなどは使わない
最大のメリットは公式LINEなどでのやり取りの中で決済URLを送信することが出来ること。せっかく公式LINEで連絡をとっていても、注文ページで再度やり取りをするとなるとどちらにとっても手間になるもの。
ネットショップのように「納品書」などを準備しておけば特にショップページに飛んでもらう必要もなくなります。同時にネットショップでお買い物をしてもらうことで手数料は倍以上かかり、お店側にとっては正直勿体無いという印象があります。その点でも請求書決済は便利ですね。
請求書決済のデメリット
- 手数料がかかる(3.24%)
- お客さんがカード番号などを毎回入力する必要がある
- STORES決済を利用しないとサービスを使えない
サービスを利用している以上、手数料は仕方のない部分ではあります。
最低限の範囲で、しかも簡単に使うならSTORESは分かりやすい。
ちょっと範囲を広げて使いたいならsquareというように初めの導入の時点から考えてみてもいいかもしれません。
どちらもネットショップのサイトを作ることが出来るのでそこも踏まえて選ぶといいでしょう。
わたしの場合は決済端末での決済を希望していたため、STORESレジを選びました。
その後ネットショップを開設したのでせっかくなら連携しているSTORESにしよう、という感じです。
サービスはあまりたくさん手を広げると管理出来なくなるので、可能であればまとめておくのがいいかなと思います。
イベント出店がなくても活用できるSTORESレジはオススメ!
今回は「STORES請求書決済」について解説しました。
最後に内容をまとめておきます。
- クレジットカード決済を導入する予定がある
- カード決済は決済端末を使って行いたい
- 通販だけでなくオーダーなどで個別決済することがある
- 簡単な操作の決済サービスを探している
PayPayもオンライン決済はあるとのことですが、手数料が発生し始めていることや手続きの手間、営業の多さを考えると個人的にまだ導入の予定はありません。※本当に営業の電話が多い…
ただし店舗運営や出店をする場合はPayPay導入がオススメです。
また通販という領域においては銀行振込とカード決済で十分かなとも感じています。
STORES決済はとにかく操作がシンプル。
機械が苦手な方でもちょっと頑張れば覚えられると思うのでぜひお試しくださいね♪
何事も挑戦。その先に新しい未来が切り開かれるのです!
わたしも日々いろいろと挑戦していけたらと思います。