先日、夫が単身赴任している「中国・上海」に遊びに行ってきました。
今回も旅行記録という名の備忘録。
長めの旅だったので前編・後編で分けての投稿。ブログでは入国のもろもろも詳しめに残しておこうと思います。
動画も更新していますので、ぜひ訪れた気分でご覧いただければ幸いです。
いざ、緊張の入国
まずは入国についてまとめておきましょう。
中国への入国はビザが必要となります(2024年5月現在)。
わたしたちが取得したのはS2ビザ。家族訪問ビザと呼ばれるもの。
シングルビザとダブルビザがありますが、今回はシングルビザを申請しました。
3ヶ月の期間中で1回だけ入国できるというもの。ダブルは6ヶ月以内に2回入国できます。
ビザ申請に必要な書類は以下の通り。
- 証明写真
- ビザ申請のための資料
- 夫側の招聘状
こうやってまとめると少なく感じますが、これが結構大変でしてね。
証明写真は規格がとても厳しいため、写真館で撮影してもらいました。
息子と2人分で7700円……高けぇ。
そして申請用の資料。
今回は夫の会社がビザ申請を代行してくれたのですが、もちろん中国語で入力。入力する項目も多すぎて、次からできる気がしないのですが……。
記載内容としては名前や住所はもちろん、なぜか学歴も。あと自分の両親の情報も(なぜ?)。
書類を出すだけで終わりではなく、ここから本人がビザ申請センターに出向いて生体認証(顔認証と指紋認証:14歳以上)をする必要があります。
ど平日のど昼間に事前に名古屋で生体認証をしてきました。
指紋認証の期限は5年間。この間にパスポートが変わると再申請になるとのこと。
ちなみに引越しなどで申請するビザセンターが変わるとそれもダメらしいです。
ビザ申請センターは「東京・大阪・名古屋」にあります。
ビザはパスポートに1枚紙が貼られるだけなのですが、一旦パスポートを預ける必要があります。セブの親子留学直後に手続きし、出国5日前にパスポートが戻ってきました。
内心、間に合うか焦ってたよね〜。
そんなこんなで無事入国のためのビザをGET!
準備したものといえば……今回もSIMは準備してきました。
LINEやGoogleなども使えるSIMです。
飛行機が着陸してもろもろの準備が終わる間に接続。時間にして数分で設定完了します。
povoは設定しなければ繋がりませんが、その国のネットに一旦接続はされております。
こんな感じでデュアルSIM状態に。
セブで一度設定したからもう慣れたものですよ。エッヘン。
今回はJALで向かいます。中部↔︎浦東(上海)は約3時間。
中部からの上海便が2024年4月から運行再開!日本語が通じるっていいですね。
無事、浦東国際空港に到着!今からもろもろの入国審査をしていきます。
入国の流れはこんな感じ。
- 指紋採取
- 入国審査
- 荷物受取
- 税関
指紋は自動の機械もあるらしくやってみました。で、この後入国カードというものを書きまして入国審査へ(指紋はどちらにしても確認されるので自動でなくても大丈夫)。
入国カードには個人情報・ビザ番号・滞在先・出国日などを記入します。※JALのHPより引用
これがね、書くことが多い!しかも書いたことのない漢字が多い!
ちょっと大変でしたが、これを書く以外は特に何もがんばることはなく完了。
到着から入国審査で45分くらい。無事にターミナルの出口で夫と合流しました。
少し前にニュースになっていたのですが、上海の空港に最近DiDi(タクシー)がきてくれないらしく、この日は上海メトロ(地下鉄)で迎えに来てくれました。
区間ごとに金額は決まっているのですが、1時間近く移動があるのに7元(140円)!やす!!
支払いはWeChat PayもしくはAlipayで完結。
銀行と紐づいているので、感覚としてはデビットカード。
クレジットのように後払いではないので、分かりやすい。
たしかに滞在中、現金をみませんでした。
若者であろうと、おじいちゃんであろうと関係ない。使えない人は知らん!と言わんばかりにどこでもQRコード。
2種類で統一されていたので、これはこれで便利かもしれません。みーんなスマホを持っていました(しかもなぜか最新)。
基本夫とずっと一緒にいたので、わたしが支払いをすることはありませんでした。
日常:卵は意外と苦労せず
近くのモールにあるパン屋さんにきました。
卵アレルギー対策で翻訳アプリに入れてきたので、早速店員さんに聞いてみる。※Papagoという翻訳アプリに助けられました
食パンを購入。生地はもっちり。美味しかったです。
卵関係はどうやら「蛋白」の「蛋」が使われている様子。
滞在中、この漢字を頼りに食べ物を探しましたが一度もアレルギー反応はなし。
もしかして日本はあれこれ卵使いすぎでは?とも思ったり。
成城石井的なスーパーにも寄ってみました。結構見慣れたお菓子もいろいろ。
牛乳は日本より少し割高で、明治だと1本500円くらい。
製菓・製パンコーナーには「春よ恋」がありました!リスドォルにイーストも。
パンを焼こうと思えばできそうな感じですね。富澤商店のあんこもありました(オフモードだったので作りませんでした)。
大きなスタバに行ってみた
こちらは南京西路と呼ばれる観光地。日本でいう……丸の内的な?表参道的な?
大きなスタバがあるんです。
「スターバックス上海リザーブロースタリー」
世界に6つある焙煎所のうちの1つ。他はニューヨーク、シカゴ、シアトル、東京、ミラノとあります。
ここだけのオリジナルグッズがかわいくて(お値段は全くかわいくないですが…)。
こちらのパンは78元、コーヒーとケーキで…180元。注:1元=約20円(2024年5月現在)
ダメだ。円で考えたら病んでしまう!
お土産はマグと水筒をと思っていたのですが、マグがなんと1個300元超え。
水筒も329元。息子に譲りました。
少年よ、大切に使ってね。
このあとそのままタクシーで移動。有名な串刺し…じゃなくてテレビ塔をみにいきます。
あれ、東方明珠塔(ドンファンミンヂューター)というそう。アジア4位の高さ。
が!見事な曇天!
なんなら濃霧注意報が出ており、1/3くらいしか見れーず。
468mあるので本来ならもっと迫力があったことでしょう。
のぼるのには1人200元(4000円)以上かかるらしいのでやめておきました。反対側だしね。
この謎のオブジェも有名らしいのですが、何かわからない。撮影だけしておきましたw
何度みてもタワーは1/3か。諦めよう。
少しだけ外灘(ワイタン)も散歩しましたよ。
これまた別日なのですが、新天地や田子坊にも。
ガイドブックやサイトには「新旧の歴史を感じる」とあったのですが、わたしはどちらかといえば「貧富の差」を感じました。
夫からもいろいろ話を聞いたのですが、学歴や見た目が超重要らしい。ほう。
だからか……スマホ、みんな最新機種だったのはw
「知らない人は置いていかれる」
「自己主張しないとやってられない」
海外ってやはりそんな感じなのでしょう。それはそれで全然いいと思うんですけどね。
日本はだいぶやさしい場所なのかもしれない。
良くもあり、悪くもあり。セブでも同じように感じた気がします。
上海は観光!ってところはそこまでないけれど、生活するには何も不自由しない。
- 外卖(ワイマイ)でなんでも出前してくれる
- しかも食べ物は基本美味しい
- 淘宝(タオバオ)や盒马(フーマ)でなんでも買える
プチ田舎に住む我が家としてはちょっとしたカルチャーショック。
とはいえ、今の場所だっていいところ。置かれた場所で咲き誇りましょうよ。
というわけで前編はこのあたりで終了!
後編は「上海ディズニーランド」に行った様子をお届けしますね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。