今回は「パン屋と手帳」のお話。
え?パン屋と手帳、何か関係してるの?と思うかもしれませんが、大いに関係しております。
わたしの手帳の使い方はかなり『自己啓発寄り』。
スケジュール管理よりも自分と向き合うことが中心。
今年は書くこととアウトプットすることを増やした結果、働き方を大きく見直すことが出来ました。
2022年も残りわずか。
大きな決断をした2021年から早1年。
ぽっかり空いたその隙間にはキレイに違うものが入るんですね。
そしてそこからうまーいことずれ込んでいった結果、来年春からの新生活に向けた余白が出来上がりました。
今回はわたしと手帳の付き合い方をお伝えしつつ、来年用に選んだ手帳についてもお話していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
手帳が続かない人の管理術
自慢じゃぁありませんが、わたしはこれまで手帳が続かなかった女であります。
「お前今から手帳について話そうとしてるやん」と思うかもしれませんが、悲しいかな事実なのです。
だからわたしの手帳管理はおそらく普通じゃありません。
インスタなどで紹介されているようなキラキラしたものでもないし、なんならぐちゃぐちゃだし、メモ帳のように扱われております。
たぶんですが、手帳が続かない人は『完璧主義』。
そしてわたしもきっと完璧主義だったのでしょう。
大体ね、「手帳、始めるぞ!」という気合いがよろしくない。
手帳と聞くと予定管理から全部書かないといけない気がしちゃうし、書かなかったらやる気がなくなるんですよね。
あと字が統一されないタイプなので同じ人間の手帳とは思えないのもなんかイヤ。
あ、それが完璧主義なんですかねw
というわけで今年からは脳みそを手帳モードから切り替えてガッツリと役割分担することにしてみました。
いつでも確認できるようにしたいものはデジタル管理。
手帳を持っていないと「書けない!もうやーめた」となるからですw
やっぱり完璧主義なんだと思うぞw
手帳ではこんなことを管理しています。
要するに自己啓発というか、自己成長のためのノートという感じですね。
単純にノートに書いていたらどこに何を書くのか分からなくなったのでテーマが書かれていて、フリースペースの多い手帳を使い始めたというのが理由です。
そんなわけで、手帳が続かないそこのアナタ。
手帳で全て管理しようと思うから苦しいのです。
もう少しゆるーく考えて、生活のお手伝いをしてもらう感覚でいきましょう!
1out 1inの法則
この項目では手帳管理とは少し離れてしまいますが、1out 1inの法則についてお話ししようかなと思います。
要は「手放すことで得られるものがある」ということ。
わたし自身、この感覚については仕事の面で大いに実感しています。
あれもこれもと欲張って活動していた時よりも、切り替えてやることを厳選した結果パン屋になってましたw
息子の年齢に伴って働き方を変えてきました。
コロナを機にネットショップが伸びたのも転換点でした。
そして昨年ですね。
自分のキャパを感じてイベント主催から卒業。
同時にイベント出店も卒業することに。
少し時間の余白が出来ました。
そこでYouTubeの内容をガラリとチェンジ。
今年の春先に登録者が1000人となり、5月には収益化達成。
コツコツ増えてきてくれて最近2000人を超えました。
からの、実は来年春から少しだけ生活が変わります。
駅までの送り迎えが始まるんです。
少しずつ働き方を変えてきた理由は息子の成長とともに自分の役割が少しずつ変わることが予想されたから。
子育てって難しいです。
みんながみんな心身ともに健康に過ごせるとは限りません。
悩む時だってあるじゃないですか。
それをケア出来たのはお金には変えられない貴重な時間でした。
イベント出店を卒業したことで次の新しい生活も「よし、やれる」と思えました。
1つ1つの決断に必ずしも理由はありません。
なんとなく自分には難しいかなと思ったから辞めたこともあるし、自分が組織に向いていないこともだいぶ前から理解していた。
その決断したことに合わせて生活をずらしていたからこそ、これまでなら出来なかった決断が出来たりしました。
だから全ての決断に後悔はありません。
というか後悔しても過去は変えられないし、他人も変えられません。
変えられるのは自分と未来だけ。
『過去と他人は変えられない、自分と未来は変えられる』
座右の銘です。
だからコレだな、と思った直感にはなるべく従うようにしています。
これからもきっと適度な入れ替えをしていくことでしょう。
可視化すると現実になる
さて、少し話が脱線しました。
伝えたかったのは「選択することも時には必要」ということです。
人間は現状維持を好みます。
変わらない方が波風立たないし、誰かを怒らせたりすることもない。
なるべく失敗はしたくないし、傷つきたくもない。
でも現状維持が実は一番難しいような気がします。
自転車もゆっくり走るより、ちょっと勢いをつけた方が走りやすいし、バランスボールも少し動いていた方がキープ出来ますもんね。
じわじわとでもいいから自分のなりたい方向に向くだけでも今よりは生きやすいのかな、なんて思っています。
そんな小さな悟りを開きがちなわたしが毎年作っているのが
- マインドマップ
- ウィッシュリスト100
マインドマップはおおよそ4つくらいの大きな項目を作って、自分を中心にして思考を広げていくというワーク。
どちらかといえば「将来のなりたい自分」を少し先のところまで妄想して考えていくものです。
対してウィッシュリストは次の1年で自分がしたいことを100個挙げるというもの。
1年でやりたいことなので、あまり欲張ると達成率が下がります。
なので簡単に叶えられそうだけど、ちょっと気合いがいるものなんかを書いてます。
来年考えたリストの例を挙げてみます。
ジャンルは実にいろいろです。
他人目線はナシ。あくまで自分目線で考えます。
小さいことでいいです。とにかく100個書き出します。
それはデジタルに残してもいいし、手帳に書いてもヨシ。
そんな時にウィッシュリストが書ける手帳だと便利ですよね。
なるべくササっと確認できるところに書くといいです。
で、叶えたらチェックを入れる。
見える化しているだけで威力が違います。
中でも「パソコンと友達になる」という謎の願い事の達成は嬉しかったですw
手帳なんて使わねぇぜ、という方もウィッシュリストとマインドマップだけは書いておくと脳みそが「目標作ったのね、了解」モードにきっと入ります。
ぜひ試してみてください。
来年は「週末野心手帳」に決めた
最後の項目では来年のために新調した手帳のご紹介。
「どーせ予定も書かないし、ノートにしておこうかな」と思ったタイミングで知ったのが『週末野心手帳』でした。
すでに歴史は8年あるそうで。
個人的にいいなと思ったポイントがこちら。
予定を管理するのはマンスリーなのですが、マンスリーなので『手帳!』な感じにならないのもプレッシャーを軽減できますw
よく時間軸で管理するタイプのものがありますよね。
そんなに毎日時間の変化がないので書くことがないのです。
書くことがないと「ああ、手帳使えてないわ」と諦めてしまう。(めんどくさいな、自分。)
あともう1つこの手帳でいいなと思ったのが、毎日ある1/2ページのフリースペース。
日記を書くのは苦手。そういうところは感情の変化がないのです。
なのでこのスペースには『自分が響いた言葉』や『読書記録』を書くことに。
何が気になってその時を暮らしていたのかを後から分析できます。
ちなみに11月初めに購入して我慢できず、12月のフリースペースにどんどんフライングで書き込んでしまいました。
意外と毎日気づきはあるものですねぇ。
1つ始めたら徹底的に続けてみないとウズウズするんです。
記録したいから本を読むようになるし、今日はあまり何もないなという日はTwitterなどで見かけた言葉を書いたり。
週の初めのしいたけ占いを書いてみたりもします。
この間は”ミニマリストTakeru”さんの本のワークから「あなたが明日から半年間旅行に行くなら何を持って行きますか?」という質問にめちゃめちゃ真剣に取り組んでみました。
びっくりするほど持って行きたいものがなくて、現在断捨離モードに入っている次第ですw
と、こんな感じで自分を鼓舞出来るのもなかなか楽しいですよ♪
今回のまとめ
今回は「パン屋と手帳のハナシ」ということで、わたしの手帳との付き合い方と来年用に購入した手帳についてお話ししました。
最後にポイントをまとめておきましょう。
「いつも継続してるよね、なんでそんなやる気出る?」と言われます。
たぶんですけどやる気は別にないんです。
興味があるからやりたいだけ。
その興味は心に余裕がある時にしか出てきません。
自分で言うのもなんですが、時間に追われるとダメになる人間。
仕事で忙しいと大抵いつもイライラしています。
イベントが近づくと毎回早起きのプレッシャーと売れるかしらのプレッシャーでソワソワしていました。
リズムを崩す行動も苦手です。
毎日なるべく同じリズムで、淡々と時間割を作った方がいい。
でもやりたいことはたくさんあるといういわゆる”めんどい人”w
だからあえて余白を意識しています。
そうそう。来年のテーマは『余白』なんです。
余白をいかに楽しめるか。
最近はウォーキングを再開しました。
耳が余っているので、ウォーキングしながら勉強になりそうな動画などを聞いています。
お母さんの心が穏やかだと家族にも伝染します。
余白、ちょっと意識してみてはいかがでしょうか。